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2011年09月 アーカイブ

台湾に進出

中心企業としては現在のところ裕隆汽車、中華汽車、福特六和、三富汽車、羽田機械、三陽工業、国瑞汽車、国産汽車の8社と大手自動車部品メーカーの大億、全興、六和、開発、健全、瑞利の6社が登録されています。


中心衛星工場体系に代表される台湾自動車産業の下請けシステムは日本と同様に重層的な構造になっており、一次、二次下請け企業に加え、さらにそこに部品を供給する下層の零細企業が多数存在しています。


中古車情報でみたように、日本の自動車メーカーはその系列内の下請け部品メーカーを携えて台湾に進出しています。


効率的な運用の実現

中古車情報にみられるように国瑞汽車では現在69社の仕入れ先のうちトヨタ協豊会に所属しているのが39社あり、これは全体の57%を占めています。


しかし、中華汽車と国瑞汽車の部品納入メーカーをみるとその80%がオーバーラップしており、また60%は裕隆汽車ともオーバーラップしています。


また、1989年の調査によれば自動車メーカー1社だけにしか納入しないという部品メーカーは32%にとどまり、残りの68%は2社以上の自動車メーカーに部品を納入しています。


したがって、中心衛星工場体系に登録した自動車メーカーと部品メーカーとの間の系列関係は固定化されておらず、各親企業の問で下請け企業から部品を納入するルートはかなりの部分でオーバーラップしています。


こうした現象は部品の規模経済性とともに、重複投資の回避のためにもたらされたものだと考えられます。


しかし各自動車メーカーの問で部品の汎用性はなく、また、品質、納期、研究開発などのジャスト・イン・タイム(JIT)生産方式の導入を図っているが、その効率的な運用の実現はできていません。

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