効率的な運用の実現

中古車情報にみられるように国瑞汽車では現在69社の仕入れ先のうちトヨタ協豊会に所属しているのが39社あり、これは全体の57%を占めています。


しかし、中華汽車と国瑞汽車の部品納入メーカーをみるとその80%がオーバーラップしており、また60%は裕隆汽車ともオーバーラップしています。


また、1989年の調査によれば自動車メーカー1社だけにしか納入しないという部品メーカーは32%にとどまり、残りの68%は2社以上の自動車メーカーに部品を納入しています。


したがって、中心衛星工場体系に登録した自動車メーカーと部品メーカーとの間の系列関係は固定化されておらず、各親企業の問で下請け企業から部品を納入するルートはかなりの部分でオーバーラップしています。


こうした現象は部品の規模経済性とともに、重複投資の回避のためにもたらされたものだと考えられます。


しかし各自動車メーカーの問で部品の汎用性はなく、また、品質、納期、研究開発などのジャスト・イン・タイム(JIT)生産方式の導入を図っているが、その効率的な運用の実現はできていません。

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